「一般社団法人Privacy by Design Lab」（以下PDL）（代表理事：栗原宏平）は、データプライバシーに関わる、文化、法律、テクノロジー、ビジネス、オペレーションなどのさまざまな立場の方が、多様な視点で対話を行う場「Privacy by Design Conference 2023」をデータプライバシーデー前日の1月27日（金）に開催することを決定いたしました。

Privacy by Design Conference 2023 とは

私たちの生活にはデジタルデータが溢れています。その中にはプライバシーにまつわるデータも多く含まれています。

PDLでは、発足から2年間、当事者として、世界中のプライバシー専門家と、データプライバシーにまつわる課題やルールについての対話を行ってきました。政府関係者から事業家、技術者、思想家から投資家まで多様な立場に及びます。

2022年6月にはEUの個人情報保護委員会にあたるEDPS（欧州データ保護機関）のカンファレンス参加のため、ベルギーに足を運びました。多様な参加者と交流によって、地域や文化に囚われない、個人を中心とした新しいルールを作っていくことが重要であるという結論に至りました。

また、日本国内では、国を越えた越境データ移転に関する課題についての調査を実施しました。政府間のルールだけでなく、データ利活用を推進する企業側が主体となった新しい越境移転のルールの策定が必要であることを認識しました。

そこで、私たちは、新しいプライバシーの文化を世界に広げていくために「国や文化の壁を越えた、個人を中心とするデータ流通」にまつわる新たなルールを、主体的に策定していくための場を作ることにしました。プライバシーが当たり前となるような文化作りに貢献し、個人を中心としたデータの利活用を行う企業が評価される「プライバシーバイデザインな仕組み」作りを推進していきます。

本カンファレンスは「プライバシーを取り巻く様々なステークホルダーの皆様が、多角的な議論を行うことができる場」として実施いたします。是非ご参加ください。

イベント概要

協賛関連の問い合わせ先

2022年12月17日現在、イベントスポンサーを募集しています。

ご興味ある方は、次のメールよりお問い合わせください。conference2023＠privacybydesign.jp