「データとは、交換すると価値が生まれる通貨ではないか」
「データとは、至るところに溢れ、様々に形を変える水ではないか」シリーズ前回ではこのような議論が生まれました。データを集めるほど資産家になれるという、石油をアナロジーに見立てる考えは改めるべきでしょう。創りたい価値のために必要最小限のデータを集める、そう語ったのは新規事業企画の視点。一方で、生活に欠かせないけれども漏水、洪水、水質汚濁のようなリスクを孕むため制御が必要というのはセキュリティ視点でした。さて今回は、データのエコシステムを社会全体で整備していくなかで、「データ社会」をより具体的に見ていきたいと思います。どのような取り組みがあり、なにに注目が集まっていて、市民にどのような影響があるでしょうか。ゲストスピーカーはコード・フォー・トウキョウ共同代表、合同会社ノーテーション代表社員の矢崎裕一さんをお呼びし、データから事実を眺める視点、データサービスのあり方についてお話し頂きます。今回はそもそもシリーズの第二回目です。初回は社会を俯瞰する視点、今回は事実を眺める視点、そして最終回は現場を動かす視点で開催します。

■登壇者:
矢崎 裕一(Yuichi Yazak)/合同会社ノーテーション 代表社員
株式会社ビジネス・アーキテクツにてデザイナー及びアートディレクターを7年間経験後、2008年に独立。近年では、データ・ビジュアライゼーションの実践と普及に関する様々な活動をおこなっている。共著書に「RESASの教科書」がある。

関原弘樹(Sekihara Hiroki) / 株式会社インフォメーション・ディベロプメント フェロー
2000年より10年以上通信事業者にてネットワークエンジニアリングとフィジカルセキュリティの分野に従事。2014年株式会社インフォメーション・ディベロプメントに入社。主にセキュリティコンサルティングビジネスを担当する。2015年同社のトップレベル人材としてエバンジェリストに就任。2018年にフェロー就任。現在はセキュリティビジネスの推進と新規ビジネスの開発を主要なミッションとしながら、業界における自社のプレゼンスの向上についての活動も積極的に行っている。

栗原宏平/Privacy By Design Lab 発起人、CollaboGate CMO
大学時代にマーケティングを専攻し、議員秘書やNPOでのイベント運営に携わる。CollaboGate JapanではCMOとして大企業向けのブロックチェーンIDのデータ認証基盤開発を行う。ビジネス、政府領域のブロックチェーン及びビジネス領域でのデータプライバシー専門家として、ユネスコを始め国際学会などで積極的に情報発信を行う。アメリカのワシントンDCを拠点に全世界に展開するNPO法人Government Blockchain Associationの日本代表を兼務。

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